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上浮穴高校のみなさんが社会科見学でフレップとうおんを訪れました


本日は、愛媛県立上浮穴高等学校・3年生のみなさんが就職活動を兼ねた社会科見学でフレップとうおん(東温事業所)にいらっしゃいました。

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オオノ・ラボにて会社案内DVDを見ていただいた後、フレップとうおん場内で一番大きい焼却・リサイクルプラント(SST・SSHロータリーキルン)と管理型埋立処分場を見学していただきました。また、その道中のバスの中ではオオノ開發の部署や職種、業務内容をご紹介しました。

焼却・リサイクルプラントでは、ピット(廃棄物の一時保管場所)内にある廃棄物を巨大な4本爪のクレーンアームを使ってつかみ、ロータリーキルン(焼却炉)に入れているのですが、アームが廃棄物をつかんでは離す動作を繰り返し、なかなか焼却炉に投入しない様子を見た生徒さんから「つかむのを失敗しているのではないか?」という質問が出ました。確かに一見、つかみ損ねたかようにも見えますが、そうではありません。

廃棄物には燃えやすいものや燃えにくいもの、また炉内を痛めるおそれがある物質を含んだものなどさまざまあります。また、炉内の温度が上がりすぎると焼却炉を傷めるため、プラント運転員は焼却炉内の温度が一定に保たれるよう、多種の特性をもった廃棄物をバランスよくつかみ、絶妙なタイミングで廃棄物を投入しているのです。
生徒さんがご覧になった、ピット内でアームが廃棄物をつかんでは離す動作というのは、実はプラント運転員がピット内の廃棄物の種類や量を見ながらバランス良くつかめるように廃棄物を混ぜている様子でした。

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このように、「焼却炉に廃棄物を投入する」という単純に見える作業も、実際に見学するといろいろな配慮の上で行われていることに気付くことができます。1時間半という短い間でしたが、廃棄物処理について知識が深まり、今後さらなる関心をもっていただければ嬉しいです。
また、今回の見学では、弊社の事業とそれを通した環境問題への取り組み、そしてオオノ開發で働くことがどのように環境問題の解決につながっていくのかを具体的な業務内容も交えながらお伝えしました。今後、就職を考える際は思い出していただき、オオノ開發を就職先として挙げていただければ幸いです。ぜひ、環境問題に取り組む仲間として一緒にお仕事しましょう!
本日はお越しいただき、本当にありがとうございました。

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