オオノ開發の
PCB処理
Processing
日本最大規模の大型保管施設
弊社では、低濃度PCB廃棄物処理に対して分析から最終処分までを行う一貫処理体制を確立いたしました。これにより、保管事業者のみなさまのご負担を軽減し、環境への負荷も最小限に抑制しています。
第4次環境大臣認定取得
2023年7月27日、低濃度PCB廃棄物処理に係る第4次環境大臣認定を取得しました。
(環境省 大臣認定番号 令和5年第3号)
PCB処理のために日本最大規模の保管施設を建設し、お待たせすることのない受入態勢を整えました。天井クレーン、専用フォークリフトを備え、搬入車輌に合わせて安全、確実に受け入れます。さらに、万が一の漏洩等の事故に備え、床全面にはエポキシ不浸透膜塗装を施し、施設周辺には側溝を設けることで万全な保管施設を実現しました。
PCB専用貯蔵タンク
・300kl(150kl×2基)
■施設保管容量
前処理棟
約1,000㎡
大型機器処理棟
約1,200㎡
日本最大規模の処理施設
トランス、コンデンサ等電気機器の筐体、木くず・紙くず、汚泥等のドラム缶入り汚染物、さらにOFケーブル等、ほとんどすべての低濃度PCB廃棄物の処理が可能です。
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トランス
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コンデンサ
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ブッシング
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ケーブル類
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その他(木くず、コンクリート殻、紙くず類、汚泥(スラッジ等)、その他汚染物(廃ウエス等))
焼却設備
向流式ロータリーキルン 2基
トンネルキルン 1基
バッチ式焼却炉 3基
処理対象物
絶縁油等汚染廃油
トランス
コンデンサ
ブッシング
OFケーブル
汚染物入りドラム缶
空ドラム缶
安全安心な施設
現在、懸念されている南海トラフ大地震に備え、すべての処理施設が充分な耐震性を有した安全な施設となっております。さらに、低濃度PCB廃棄物を取り扱う抜油室の出入口には二重の高速シートシャッターを設け、室内を減圧した状態で作業を行えるようにしたことで、飛散対策も万全です。また、社員教育の一環として緊急時の防災訓練等を定期的に行っています。
低濃度PCB廃棄物の受入量、処分量等(PDF)
処理委託手続きの流れ
1.お客様からのお問い合わせ
弊社担当より、PCBの種類、物量、保管状況等をお伺いいたします。
2.PCB分析
3.低濃度PCB廃棄物の分析結果
4.現地確認
・寸法、油量、保管姿等の確認を行います。
・予算取り等でお見積が必要な場合は、概算でお見積を提出いたします。
5.正式お見積の提出
6.契約書の確認
・契約書の内容についてご相談いたします。
7.収集運搬作業
・搬出する際にマニフェストを交付していただきます。
8.前処理・作業
・搬入後、抜油作業や梱包作業を行い、各炉へ運びます。
9.処理完了
・最終処分完了後、マニフェストを返送いたします。